1953年(昭和28年)に7人の若者で創業したダイコロは、常に新しい卒業アルバムのあり方を模索し続けています。写真館の皆様にお支えいただき、おかげさまで業界トップシェアを獲得するまでの企業へと成長しました。
その間、卒業アルバムは時代と共に変化をしてきました。カラー化からマルチメディア化、ネットワーク化を経て、これからの卒業アルバムは少子化、多様化の影響を受け、生徒一人ひとりの個性を大切にしたパーソナル化の方向に進んでいきます。
今、ダイコロは卒業アルバムのパーソナル化へ向けて、写真館の皆様の卒業アルバム制作の効率化を真剣に考えています。かつては、撮影された写真はフィルムやプリントなど物理的に入稿されていましたが、現在はインターネットを介したデータでの入稿に変わってきています。
そして、近未来においては、情報インフラの発展によりリアルタイムで情報伝達が行える時代が来ます。学校、写真館、ダイコロの三者が遠く離れていても同じテーブルについて打ち合わせをすることが簡単にできる時代になると私は思っています。
そうなれば、卒業アルバム制作も三者が事前に打ち合わせることで、シナリオ先行型の全体構成ができるのではないでしょうか?たとえば、今までなら1,000枚、2,000枚の写真を撮影し、その中から良い写真だけをセレクトしていたのが、シナリオがあれば必要なシーンだけをしっかりと押さえれば卒業アルバムに反映できます。テクノロジーの進化とコミュニケーションツールの発達によって、たいへんな効率化を図れると考えています。
また、新たなコミニケーションツールを使用することにより、デザイン、レイアウト、入稿、校正などの卒業アルバム制作に関わる業務や確認作業をダイコロの編集担当者が皆様のベストパートナーとして積極的に行うことが可能になります。さらに、写真館の皆様が写真のプロフェッショナルとして技術や感性をより一層発揮していただくためのサポートも可能だと考えています。
ダイコロは恒久的な成長と企業価値の向上に取り組み、『和して進む』の社是のとおり写真館の皆様方と共に歩み、さらなる信頼関係を築いてまいります。
今後とも、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。